家族を守るためのリースバック~うつ病を乗り越えるため~

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こんにちは。リースバック相談員の重住です。

今週はリクルートスーツを着て就職活動に励んでいる方や新社会人の方を見かけました。

皆さん新生活をスタートさせているんだなぁと私まで新鮮な気持ちになりました。

 

 

この春もリースバックのご相談がたくさん寄せられています。

先日、ご本人がうつ病を患われ、現在療養中の方からご相談を頂きました。

 

 

長年システムエンジニアとして勤務され、管理職をされていた松本さん(仮名)。

ご自宅には、奥さんと保育士をしている長男、高校生の次男、中学生の三男の5人で

お住まいでした。

 

 

頑張って住宅ローンの繰り上げ返済をしながら、ご夫婦で頑張ってこられました。

 

 

ところが、1年前に松本さんがうつ病を発症されました。

仕事で毎晩遅く、管理職としてのプレッシャーもあってか、知らず知らずのうちに

ストレス過多となっていたのでしょうか。

 

 

ご本人も「朝起きにくい」、「気力がない」といった自覚は

あったものの、管理職でうつ病になった同僚が復帰後には部署異動し、管理職から

外れている状況を見て、「自分はうつ病じゃない」と言い聞かせながら

頑張っていたそうです。

 

 

しかし、急に物忘れが多くなってきたこと、覇気がなくなったことを

部下や上司からも指摘されるようになり、病院に行くことを強くすすめられる

ようになりました。

 

 

お医者さんに言われた病名は「うつ病」。

投薬治療が必要になるため、休職することになりました。

 

 

当初は傷病手当や貯金を切り崩しながら住宅ローンを返済していましたが、

まだまだお金のかかるお子さんを抱え、半年ほどで家計がひっ迫してきました。

 

 

このままでは引っ越しをせざるを得なくなる・・・

家族5人で住むとなってもそれなりに家賃もかかる・・・

 

 

そう考えた松本さんは奥さんと一緒にご相談に来られました。

 

 

これまで繰り上げ返済もされていたことがリースバックをする上で

プラスになりました。住宅ローンよりも低い金額で家賃を設定することが

できたのです。

 

 

また、解決までに時間がかからなかったことで、松本さんのストレスにも

ならずに済んだそうです。(本当に良かったです!)

また、貯金の切り崩しが致命的にならずに済んだことで、奥さんとご長男さんに

とっても不安材料が減りました。

 

 

お家の決済の段階で、松本さんは復職まで3ヵ月程度だとお医者さんと

お話をされていました。家賃が抑えられたこと、固定資産税の負担が

減ったことで、復職後についても気負わずに進めそうだとお話しくださいました。

 

 

マイホームを所有することは素敵なことです。

でも、一番大切なのはそこに住む家族です。

 

 

松本さん家族は、将来的に買戻しをするのか、それとも、息子さんが

独立した後は、賃貸住宅に引っ越しをするのか、数年後にもう一度決めようと

お話しされています。

 

 

こんな風に柔軟に検討できるのも、リースバックのメリットの1つです。

 

 

おわり

 

 

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