リースバックができない人の3つの特徴
こんにちは。丸の内AMSの松山です。
今回は「リースバックができない人の特徴」とはどんなことか解説します。
リースバックができない人の特徴は、主に3つあります。
1.家賃が払えない
リースバックは、マイホームを売却した後に“賃貸住宅”として、そのまま借りて住むシステムです。
そのため、他の賃貸物件と同様に家賃が発生します。当然ですが、家賃が払えなければ住むことができなくなります。
つまり、無理にリースバックをして高い家賃になった結果、その家賃が払えなくなると退去せざるえを得なくなるのです。
2.相場価格よりも高い金額で売却しようとする
リースバックは、投資会社や投資家にマイホームを買ってもらうことで成立します。
買主側は、その家を買うときに「仲介手数料」「登記費用」「不動産祝税」などの費用を支払う必要があります。
つまり、一般的な相場価格で買ってしまうと高リスクを背負うことになります。そのため、一般的な相場価格の8割以下ほどで買う必要があるのです。
売る側としては、できるだけ高く売りたいのですが、そこに固執してしまうとリースバックが成立しないのです。
3.売却金額は高く、家賃は低くしようとする
リースバックに協力する投資会社や投資家は、銀行でお金を借りて家を購入します。そして、その返済は毎月入ってくる家賃から支払います。
投資する側から見ると、高い金額で買うと毎月の返済が高くなるので、家賃を挙げる必要があります。逆に安く買うことができると、家賃を下げることができます。
つまり、売買価格と家賃は連動しているのです。
そのため、リースバックを成功させたい場合は、「高く売る」か「家賃を下げる」か、どちらを優先させるか決める必要あるのです。
以上、リースバックができない人の特徴を解説してまいりました。
ここに書いたことは一般的な特徴ですので、すべての人に当てはまるわけではありません。ご自分の場合はどうなのか気になる場合は、専門家にご相談ください。