親子間リースバックという選択

Pocket

こんにちは。リースバック専門相談員の浜崎です。

 

「住宅ローンや税金の支払いが苦しい」

「でも、自宅を引っ越したくない、引っ越せない」

こんな状況にありませんか?

 

 

先日お手伝いさせて頂いた、伊藤信二さん(仮)は、

まさに、このケースでした。

 

 

伊藤さん自身は事業がうまくいかず、

住宅ローンや税金の支払い能力を喪失してしまったものの、

息子さんが正社員としてサラリーマンをしていたので、

息子さんが購入しようということになりました。

 

 

この時、ポイントとなるのは2つありまして、

まず1つ目は親族間売買に融資をしてくれる銀行を探すことです。

 

 

通常、親族間売買をOKしてくれる銀行はありません。

 

 

このハードルは非常に高く、当社にご相談頂く方のほとんどは、

ここで困ってご相談いただきます。

 

 

2つ目は、息子さんの住宅ローンを組む際の気持ちです。

 

 

例えば、息子さんが住宅ローンを組むということは、

その家に住み続ける、ということになります。

 

 

この先、結婚の予定があったり、違うところに家を建てたいという思いがあると、

なかなか、この話が進んでいきません。

 

 

ローンを組める状況があっても、実際には組みたくないという心情が

行き先を阻んでしまうこともあります。

 

さて、当の佐藤さんのご子息は、

「自分の生まれ育った家、

そして家族の礎となる住まいを守りたい」という思いから、

リースバックで進めることを強く希望しました。

 

 

途中、ローン審査に係る書類のやり取りで時間が掛かってしまいましたが、

何とか、親族間売買のリースバックを成功させることが出来ました。

 

佐藤さん自身も、奥さんも、

そしてローンを組んだご子息も、大変喜んでおりました。

 

 

何しろ、第三者に売却するわけではなく、

親族間での売買になる訳ですから、

売る方も買う方も、とても安心できるのです。

 

 

 

余談になりますが、

リースバック、特にこの親族間のリースバックをされたお客様は、

全員、満足されて喜んでいらっしゃいます。

解決後のお客様の嬉しそうなお顔を目にすると、

この仕事をしていて本当に良かったなと思います。

 

 

おわり

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA