相続を問題化しないためのリースバック

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皆様こんにちは。リースバック専門相談員の小野です。

 

今日は、相続を避けるためにリースバックを選択された

今井さん(仮名)の事例をご紹介したいと思います。

 

今井さんは数年前に奥様に先立たれてから、

年金を主な収入源としてお一人で生活をされていました。

 

 

年齢をお聞きしてびっくりした程、

70代とは思えないとてもお元気で快活な方でした。

 

 

今井さんのご自宅は住宅ローンがわずかに残っていましたが、

決して今の生活を保ちながら返せない額ではありません。

 

 

では、なぜご相談に来られたのでしょうか?

 

 

今井さんには、海外に住む娘さんがいらっしゃいました。

しかし、結婚して海外を生活の拠点としているため、

日本に帰ってくるのは年に一度という頻度でした。

 

 

70代にはとても見えないくらいお元気な今井さんでしたが、

年々体調を崩すことも多くなっており、

自分に万が一のことがあった時のことを次第に考えるようになったそうです。

 

 

 

亡くなった場合、住宅ローンの残債はゼロになりますが、

(※住宅ローン借入の際、団体信用生命保険の加入が義務付けられていたため)

当然、ご自宅は残ったままになります。

 

 

自分が居なくなったときに、遠方に住む娘さんが自宅の処分に困るよりも、

先に売却して現金化しておいた方が良いのではないか?

 

そう思い、まずは普通に売却に出すことを検討しました。

 

 

しかし、売却するとなった場合、当然、

現在の自宅を出ていかなければなりません。

 

住み慣れた現在の自宅。奥様との思い出が沢山つまっている自宅。

 

そして、今から新しい場所で生活をすることへの不安。

この年齢で果たして賃貸をさせてくれる部屋があるのだろうか。

 

 

まだ老人ホームに入る程でもないし、、、。

 

そんなことを考えているうちに、

今井さんはとても自宅を手放す気にはならなくなりました。

 

 

しかし、先のことを考えると、

このままでは娘さんに迷惑をかけてしまう可能性が高い、、、。

 

 

悩んだ今井さんは、娘さんに正直に今の状況と悩んでいることを相談しました。

そこで、娘さんも今井さんの考えに賛同し、

インターネット等を駆使して何か良い方法がないか探したところ、

「リースバック」という手法があることを知り、当社へご連絡を頂いたとのことでした。

 

 

今井さんのご要望は3つ

 

①売却して住宅ローンの残債をゼロにしたい

②売却しても変わらず住み続けたい

③老人ホーム等への入所が必要になるまでは住み続けたい、また、

そうなった場合はすぐに賃貸を解消したい

 

上記3つの要望は、全て叶えることができました。

 

 

①、②は住宅ローンの残額がごく僅かだったこと、

リースバックの特性のため説明は割愛します。

 

 

③の賃貸期間については、リースバックのご相談で

ほぼ毎回質問される項目のひとつです。

 

賃貸期間は1年毎(基本)ごとに更新を行います。

そのため、今年いっぱいで賃借をやめたい、と思われた場合は

通常の賃貸物件の契約と同様、一定期間前に解消したい旨を申し出て頂ければ、

いつでも解消することが可能です。

 

 

逆に、物件を購入した方(賃貸人)が物件を売却したくなった場合、

急に出ていってほしいと言われることはないんでしょうか?

と、とても不安に思われている方が多いですが、これも心配には及びません。

 

 

 

そういう勝手な行為ができないよう、当社では必ずリーズバックを行う際、

そのような特記事項を記載した書面を作成し、署名捺印を頂いています。

 

 

 

“住み続ける”ことが大前提のリースバックです。

売却した途端に、転売されて出ていけと言われてしまっては、

リースバックをする意味がありません。

 

 

リースバックを終えて、今井さんは現在も奥様との思い出が詰まった

大好きなご自宅で生活をされています。

 

あの時、不安を押し切って通常の“売却”を決断しなくて良かった。

自分だけで判断せず、娘さんに相談して本当に良かった、とおっしゃっていました。

 

 

これから、今井さんの様なケースは非常に増加していくことが考えられます。

 

 

私も実際に地方から関西へ出てきた身ですが、実家に両親だけが住んでいた場合、

このリースバックという手法を検討していたと思います。

 

 

遠方で離れて暮らす家族にとって、資産を現金化し、

その上で賃貸として変わらず自宅に住み続けることができるリースバックは、

これから新しい賃貸の形として流行していくのではないでしょうか。

 

 

また、今回の今井さんのケースでは住宅ローンの残債がごく僅かでしたが、

住宅ローンの残債額が少なくない場合でも、

リースバックをすることができる可能性は大いにあります。

 

 

また、住宅ローンを滞納している場合でも、諦めないでください。

 

 

住宅ローンを既に滞納・もうすぐ滞納してしまう、

という状況の方のリースバックにも対応しております。

(たくさんの方が住み続けられています!)

 

 

まずは自分で判断せずに、ご相談ください。

できるかもしれないという可能性をひとつひとつ確実にあたっていくことが、

より良い解決に繋がる一番の近道です。

 

おわり

 

〇リースバックのご利用の流れ〇

 

 

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