子どもたちが帰ってくる「家」を守りたい。
こんにちは。リースバック専門相談員の小野です。
平成30年になり、新しい1年がスタートしましたね!
毎年お正月は、箱根駅伝を欠かさず見ている私ですが、今年も各校色んなドラマがあり、
テレビを見ながらうるうるしっぱなしでした!必死で襷を繋いでいるランナー達がとても
キラキラして見え、よし!私も今年1年頑張るぞー!と気合いが入ったお正月でした。
さて今回は、昨年末リースバックを成功することができた小田さん(仮名)のお話です。
小田さんは、三重県にお住まいでした。
奥様は3年前に先立たれ、お一人で暮らしていました。
小田さんには二人の息子さんがいらっしゃいましたが、
それぞれが既にご家庭を持ち、お二人とも関東で生活されていました。
小田さんは既に定年退職されており、年金と貯金を切り崩して生活する毎日でした。
また、奥様に先立たれてから体調を崩すことが多くなり、度重なる通院、
そして昨年5月に大きな手術を行ったことから、こつこつ貯めてきた貯金も
少しずつ減ってきてしまっていました。
一人で無理して広い戸建に住み続けることもないだろう、、と思い、
一時は売却も頭に過ったそうです。でも、何よりも毎年お正月に
二人の息子さん家族が帰省してくることをすごく楽しみにしていること。
そして都会に住むお孫さん達が、お正月に三重県に遊びに来ることを
とても楽しみにしてくれていること、その機会が無くなってしまうのが
本当に心苦しくて、売却することを前向きには考えられなかったそうです。
それでも、毎日貯金は少しずつ減っていくばかり。
年金だけで通院費や生活費を賄うのも限界にきていました。
しかし、二人の息子さん達には絶対に迷惑はかけたくない、、、。
何かいい方法はないのだろうか、、、?
そんな時、仲良くしていたご近所さんから“リースバック”という方法が
あるということを聞き、当社にご連絡を頂いたそうです。
小田さんのご相談を聞き、すぐに全国の投資家さん・法人に
情報提供を行い、ご協力して頂ける方を探しました。
私も実家に祖父がいますが、毎年お正月の帰省をすごく楽しみに
してくれています。なので、小田さんの気持ちをすごく身近に感じて、
活動にも力が入りました!
小田さんからご相談を頂いたのは11月末だったのですが、幸い、
早い時期に投資家さんが協力したいと手を挙げてくださり、
12月26日に無事にリースバックを行うことができました。
小田さんの手元には、当初のご希望よりもちょっぴり多く資金を
残せることができ、また、楽しみにしていたお正月までに悩みが
解決できたことで、とても喜んで頂けました!
お正月には、例年通りお孫さんたちも帰省してこられ、
今年は凧揚げもして、すごく楽しく過ごされたそうです。
そのご報告を聞けて、私もとても嬉しかったです!
息子さんや娘さんが遠方で独立し、地元にご夫婦やお一人でお住まいの
ご高齢の方からのリースバックのご相談は増加傾向にあります。
家族には迷惑をかけたくない、しかしどうしたらいいか分からない、、
というとても不安な中でご相談にこられるケースがほとんどです。
今回の小田さんのように、お一人で解決する場合もありますが、
私たちが間に入ってお話をすることで、ご家族が協力して下さり、
別の方法をとって解決できる場合もあります。
不安な中で立ち往生してしまう前に、まずは私たちにご相談ください。
おわり