離婚時に夫婦で「自宅の処分方法の希望」が違うとき

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リースバック専門相談員の谷口です。

「リースバックの期間はどれくらいなのか?」「必ず買い戻さなければいけないのか?」

「家賃はどうなりますか?」「買い戻す金額はいくらになりますか?」

 

 

上記は相談を受ける際によく聞かれる質問です。

 

 

先週ご相談に来た山本さん(仮名)もこの質問を私にされました。

 

 

そんな山本さんは夫婦共働きで、10年前にマンションを購入。

将来の子供のためにも、、、と、自宅を購入する際は環境や間取りなど、

すごくこだわったそうです。

 

 

しかし、子供ができる前に互いの性格の不一致から

離婚をすることになってしまいました。

 

 

相談に来られた時は、自宅には山本さんが一人で生活をしており、

奥さんとは別居状態。

 

 

離婚するにあたって、奥さんからは自宅を売却し、現金がほしいという

条件が出されました。頭金を400万円ずつ出して購入したマイホームです。

住んでもいない家は処分したいというのが奥さんのお気持ちでした。

 

 

一方の山本さんは、しばらく自宅に住み続けたいとお考えでした。

山本さんが環境を変えたくない大きな理由の一つが仕事です。

会社の新部署の立ち上げで自宅近くの事務所に通勤しており

責任者でもあるため、今の環境をすぐに変える事ができませんでした。

 

 

そして、リースバックに興味はあるものの、

「買い戻せる自信がない」、「会社が落ち着けばここを離れたい」、

と思い、どう進めていいのか分からない状態でした。

 

 

お話を伺い、山本さんの希望と懸念事項について整理し、

リースバックでは実現可能だということをお伝えしました。

 

 

1.リースバックにて現金を残し、環境も変えずに生活ができる

2.買い戻さなくても良い(期間を決めて住み続けて良い)

 

 

また、山本さんは頭金を多く入れて購入していたこと、

ローンの期間を短くし、月々の返済を頑張っていたことが功を奏しました。

 

 

売却代金からローンの残額を完済しても現金が残ります。

リースバック後の家賃も現在のローンよりも高くありません。

 

 

 

山本さんは、現状と今後の生活にピタリとはまるリースバックに

前向きになられ、奥さんとお話しされるそうです。

 

 

リースバックの希望が様々であるように、

内容もすべて同じだとは限りません。

 

 

すべての方にリースバックがピタリとはまる解決策かと言えば

そうとも限りません。

無理をしてリースバックすることはおすすめしません。

 

 

しかし、希望が一つでも多く叶えることができるのであれば

関わる人が全員納得する形で解決することができれば、

ベストな解決ではないでしょうか?

 

 

ご相談者の希望をひとつでも多く叶えるため、

私たちもベストを尽くします。

 

おわり

 

離婚前後のリースバック活用事例はこちら

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