離婚して5年後のリースバック
おはようございます。リースバック専門相談員の谷口です。
季節の変わり目、体調を崩されていませんか?社会人になってから意識ないと運動をしなくなり、体力が落ちたような気がします。体調管理も仕事のうち。運動も再開したいと思っています!
今日は、離婚して5年後にリースバックをされた方の事例を紹介します。
まず、リースバックの仕組みについておさらいさせてください。リースバックとは、売却した不動産の買主とリース契約を結び、不動産をそのまま使用しながら家賃(賃料)を払う方法のことです。
鈴木さん(仮名・女性)は、このリースバックを利用して、離婚後に住まいの悩みを解決されました。
20代の頃に結婚した鈴木さんは2人の子供にも恵まれ、ごくごく一般的な家庭として幸せに暮らしていたそうです。
そんな生活を15年続け子供も大きくなった頃から、夫婦でのすれ違いが目立つようになりました。会話もなくなり、ついにはご主人さんが家に帰らなくなりました。
そして、離婚することになったそうです。お互いが納得したうえでの離婚だったので争うこともなく、離婚時の約束として、ご主人さんから「養育費の変わりにローンは払うから住み続けてもいい」と言われました。
鈴木さんは子供を育てる環境を守られることに安堵し、新しい生活に踏み出されました。
離婚後は友人の紹介で職につき、子供のためにと外にでて働き始めました。
「父親がいないからといって我慢をさせたくない」
それがその時の鈴木さんを動かす強い気持ちだったといいます。
離婚して5年、仕事にも慣れ、生活が安定したそうです。その5年間は仕事と子育てにがむしゃらで、忙しくも充実した時間だったそうです。
ところが、安定した生活を送っていた鈴木さんに突然の銀行から電話が入りました。内容は「住宅ローンの支払いができていません。すぐにお支払いください。」というものでした。
状況が呑み込めず、言葉が出なくなりその時は電話を切ったそうです。
そして、鈴木さんはすぐにご主人さんへ連絡をしました。すると、
「会社をクビになって働く先がない。生活保護を受けようかと思っている。」
とご主人から言われました。
動揺した鈴木さんは「約束と違う・・・」とご主人に言いましたが、それには返答がなく、ご主人はただただ謝るだけでした。
仕事、家事、育児・・・忙しい中で鈴木さんはどうしたらいいのか悩んでいました。どんな方法があるのか、同じような状況の人はいないのか・・・
そして当社のホームページを見つけて、メールフォームからお問合せ頂きました。(遅い時間のお問合せだったので、夜、落ち着いた時間に頂いたのだと思います)
私からお返事をすると、リースバックについて詳しく知りたいということでお時間を頂きました。
鈴木さんの状況を伺いながら確認をしてみると、鈴木さんの場合、住宅ローンの金利が高く、返済期間を短期にされていました。そのため、リースバックをした場合、毎月の家賃が住宅ローンをはるかに下回る金額になりました。
リースバックが成立し、鈴木さんは引っ越すことなく住み続けることができました。先日お電話をいただき、落ち着いて生活をしていること、成人した上のお子さんがサポートしてくれている事などを話してくれました。
鈴木さんだけでなく、5年後、10年後のことは誰にも予測できません。不測の事態は誰の身にも起こりえます。しかし、解決方法を知っていると知らないでは、その後の生活も気持ちの負担も、雲泥の差があります。
「なんとか住み続けたい」と思っている方はお問合せください。
おわり