1000万円の一括返済!自宅を兼ねた飲食店を続けるために。
こんにちは。リースバック専門相談員の小野です。
リースバックを希望される方の中には
ご自宅でご商売をされている方もいらっしゃいます。
リースバックというは、簡単に言うと、
所有権は第三者に移るが、引っ越すことなく、家賃を払って、
今の家に住み続けられるというものです。
ですから、
もし、そこで飲食店や何らかの商売を行っていれば、
その場から撤退することなく、継続して商売を続けていくことが出来るのです。
大阪の、とある駅前の飲食店。
滝谷さん(仮名)は、
1階と2階で飲食店を営んで、3階を自宅にしておりました。
駅前というだけあって、非常に繁盛しており、
多くのお客様に愛されるお店となっていました。
私も、ご挨拶と思って夜に訪れたことがありましたが、
本当にお忙しそうで、とてもゆっくりとお話出来るような状態ではありませんでした。
さて、その滝谷さんですが、
お店を立ち上げる際に、友人の方から1,000万円のお金を借りていました。
いわゆる事業資金です。
それを、つい最近になって、一括で返すように滝谷さんに求めてきたのです。
どうやら、その友人も事業をやっている方のようで、
現金が必要になったらしく、それで、滝谷さんに払うように言ってきたのです。
しかし、何と言っても1,000万円です。大金です。
一括で払うのは、非常に難しい。
滝谷さんは、この飲食店兼自宅を売って、返すくらいしか方法が思いつかず、
しかし、そうかと言って、お店を閉めたくはない。
色々と調べるうちにリースバックという方法を知り、当社にお問合せくださいました。
幸い、すぐに協力してくれる投資家が見つかって、
滝谷さんは退去することなく、お店を続けていけることになりました。
お金を返した友人との関係も保てて、
お店も続けることが出来て、
自分の家に住み続けることが出来て、
本当にありがたいとおっしゃっております。
所有権は第三者に移りましたが、そんなことはお客さんやお得意さんには
関係のないことです。
滝谷さんは、厨房に立てて、お客さんの笑顔が見られるのなら、
所有権の問題はとても小さなことだったと笑顔で語ってくれました。
将来的には滝谷さんは買戻しも検討されているようですし、
それをモチベーションとして、今、頑張っているようです。
おわり