リースバックの可能性~子どもの買戻し~
みなさんこんにちは。リースバック専門スタッフの新井です。
今日は、リースバックのご相談の中で非常に多い、
「リースバックをして、将来子供の名前で買い戻ししたい」
という希望についてのお話です。
解決事例に沿ってお話ししますね。
<Mさんの解決事例>
Mさんは大阪市内の一戸建てにご夫婦2人で住んでおられました。
年齢は50代後半で、お子様は息子さんと娘さんの2人。
息子さんは仕事の関係で単身東京に、娘さんはご結婚され家庭を築かれていました。
Mさんの状況はというと、
住宅ローンの残りはあとわずか5年程で残債も600万円程でしたが、
ご主人が体調を崩された事もあり、あと少しが払えない状況でした。
Mさんの希望は、
あと少しなので手離したくない。ここまで頑張って来たからこの家に住み続けたい。
もし可能なら将来息子が買い戻してくれたら・・・・。
というもの。
息子さんが産まれてすぐに建てた夢のマイホーム。
約30年間、いい時も悪い時も家族で過ごして来た我が家。
あと少しで住宅ローンも終わるところまで頑張った。
Mさんの気持ちは誰でも痛いほど分かると思います。
早速解決をする為に、課題を2つに分けて進めて行きました。
1.住み続けられる状態で尚且つ長期的に生活が安定出来ること |
2.息子さんが買い戻しをすること |
1つ目に関しては毎月のお家賃もMさんが希望された条件内に収まり、
尚且つお手元にもまとまった現金を残す事で比較的容易に解決をする事が出来ました。
2つ目に関しては少し時間がかかる事になりました。
何故かというと、息子さんはご両親の状況を全く知らなかったからです。
Mさんご夫婦は子供に心配をかけたくないと、
息子さんにも娘さんにも一切話をしてなかったのです。
ですが、今回のMさんの希望は、将来息子さんにこの家を残したいとの事だったので、
息子さんにも状況を説明し、みんなで話し合いをする事にしました。
息子さんにご両親から状況を伝えてもらった際には、さすがに息子さんも
驚きを隠せない様子でしたが、私からも状況とリースバックの説明をさせていただいた結果、
遅くても5年以内には買い戻し出来る様にしますと力強い言葉をいただきました。
何度も私にすみませんと頭を下げる息子さんに、ご両親への深い愛情を感じ、
私も身が引き締まる想いでした。
今回、ご紹介させていただいたMさんのようなケースは、非常に多いケースです。
リースバックは、「住み続ける」ことが基本ですが、ご相談内容によって、
その他の希望を叶えることもできます。Mさんの場合であれば、
「住み続ける」+「ゆとりある返済」+「手元に現金を残す」+「子どもによる買戻し」
下線の3つのポイントです。
私たちはリースバックを専門にしており、これまで全国からのたくさんのケースを
解決してきました。私たちは他にはない解決方法を提案することができます。
住み続ける+○○○+○○○ この空白は相談に来られる方により変えられます。
一人で悩まず、まずはお気軽にお電話下さい。
おわり