親子間売買としての活用事例

リースバックのケース(活用事例)

“親子間でリースバックをする”とはどういうことでしょうか。その答えは主に2つあります。

  • 一度他人に預けて、将来的に子どもが買い戻す
  • 自分が元気なうちに子どもに自宅を譲る

「一度他人に預けて、将来的に子どもが買い戻す」とは、リースバックで自宅の所有権が、当社や投資家に移ったが、家族や親族が将来的に買い戻すことです。例えば、“お子さんが就職して住宅ローンが組めるようになったら、お子さんの名義で買い戻しをする”などです。

「自分が元気なうちに子どもに自宅を譲る」とは、“高齢の自分たちだけでは住宅ローンや税金の支払いが厳しいときに、経済的に余裕のあるお子さんに売却することによって自宅を守る”という方法です。

ここでは、親子間売買を利用したリースバックの活用事例を紹介します。

 

事例① 子どもが就職したら買い戻したい

■ご相談者
大阪府豊中市
中川浩史さん(51歳)
会社員

ご相談内容

年々給料が下がり、毎月13万円の住宅ローンの返済が苦しくなってきました。

大学3年生の息子がいるのですが、息子が就職してある程度収入が安定したら息子の名義で買い戻せたら良いなと思います。リースバックなら、ずっと住み続けることができて、数年後に息子の名義で買い戻すこともできるのでしょうか?

リースバックでの解決

小野
■担当/小野

「子どもが仕事に就いて収入が見込めるようになったら買い戻したい。」というご要望の方は少なくありません。実際、お子様が社会人1年目や大学生の場合でも、数年後には住宅ローンが組めるようになるので、計画的にリースバック後の買い戻しが可能となります。

こういった場合ですと、「一旦、自宅を預けておく」という感覚でリースバックが利用できます。

中川さんのケースでは、息子さんが就職後2年経った際に買い戻しを実行しました。はじめのリースバックから約3年後です。その3年の間も、それまでと変わらずに生活できたので、息子さんとしても就職活動がしやすかったようです。

今までは、中川さんが一人で頑張ってこられましたが、これからは息子さんとともに頑張っていかれるということで、中川さんとしてもうれしい再出発になったようです。

事例② 3年間リースバックでつなぎたい

■ご相談者
京都府京都市
亀井利信さん(60歳)
自営業

ご相談内容

個人事業主としてトラックの運転をしております。

住宅ローンの返済があと5年で終わる予定ですが、今の収入状況だと、5年どころかあと1年もがんばれるか不安です。というのも、持病の腰痛がひどくなり、トラックを長時間運転することが難しくなってきたからです。

幸いなことに、息子がすでに社会人として仕事をしているので、このまま息子に家を買ってもらって、私たち夫婦は引っ越ししようと考えています。息子は結婚して子どもがいるので、息子の家族で住んでもらえれば良いと思います。

ただ、今すぐに息子の家族が住むのではなく、孫の進学に合わせるため3年後くらいに住み始める予定をしています。そのため、その3年後までは私たち夫婦が住む予定です。

それまでの間、リースバックでつなぐことは可能でしょうか?

リースバックでの解決

鈴木
■担当/鈴木

予期せぬケガや病気で返済計画が崩れることは、決して少なくありません。

亀井さんの場合、あと5年で完済できるという状況なので、ここでローンを滞納してしまうのは、非常にもったいない状況です。ましてや、競売になってしまっては悔やみきれないでしょう。

そうかといって、このまま無理をすると身体の心配がありますので、悩むところですね。

今回の亀井さんのリースバックでは、一旦売却した際に得た現金で3年分の家賃を払うことが可能でしたので、その3年間は住宅にかかる費用がほとんどない状況でした。

結果として、3年後に亀井さん夫婦が引越しする費用も、売却代金から出せたのでスムーズに息子さんへ引き渡すこともできました。現在は、予定通り息子さん家族が住んでおられ、「いずれリフォームしたい」とおっしゃっていました。

Pocket